【漫画】恐怖の来訪者ー其の弐【大神さま第7柱】
本名は古事記では『建速須佐之男命』(たけはやすさのおのみこと)、日本書紀では『素戔嗚尊』と表記されています。
スサノオは昔から大のイタズラ好きで死人が出るほどです。(もはやイタズラの域を超えてますね;)
他所の家の畑をめちゃめちゃにしたり、屋根から皮を剥いだ馬を放り投げたり。
そんなことから、天照の元にはスサノオに対するクレームがひっきりなしに来ます。
それでも、やはり弟が可愛いのか庇い続ける天照。
しかし、さすがに死人が出た時は恐怖を感じたようで、スサノオから逃げるように隠れてしまいます。
これが「天の岩戸隠れ」です。
スサノオの横暴に対し、多くの神々からクレームが殺到していたため、さすがに庇いきれなくなった天照は泣く泣く実の弟を天から追放せざるを得なくなりました。
高天原から追放され、身一つで地へ降り立ったスサノオですが、持ち前のバイタリティでたくましく生きていきます。