崇道天皇という名前を聞いたことがありますか?
早良親王という名前は歴史の教科書でも出てきますが、崇道天皇という名前は知らないという人がほとんどだと思います。
実はこの二つの名前は同一人物を指します。
早良親王=崇道天皇なのです。
早良親王は藤原種継暗殺の疑いをかけられ、淡路島へ流刑となりました。
しかし自らの潔白を証明するため断食し、最後は憤死したと伝えられます。
早良親王の死後、様々な怪異が起こったため御霊会を行いましたが、それでも慰霊されなかったため、「天皇」の号を贈り、祀ることとしました。
ただし、実際には皇位継承していないため、天皇にはカウントされません。