天から下界を見ていた天照大神。
自分の子に治めさせようと大国主を始めとする国神に国を譲るよう迫ります。
この国譲り神話は「葦原中国平定(あしはらのなかつくにへいてい)」とも呼ばれ、何年も続く大きな戦争になります。
国譲りの際、天照が地上へ派遣した神は4柱(※)いますが、最後の建御雷でやっと決着が着きます。彼はとても強い武神で、天津神に従わない神を次々抹殺。
ちなみにその前の3柱の神はやる気がなかったり、寝返ったりで、天照大神もとても頭を悩ませました。
(※)柱…神様の数え方。人間でいうところの「人」