あまてる茶房

八百万の大神さまが繰り広げるほのぼのコメディ漫画

落書きチビなりくん

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手描きチビ稲荷くん

今はほとんどデジタルで描いていますが、実はアナログも大好き。

描く時はボールペンで下書きなしの一発描きで描いてます。

ボールペン特有の書き味が好き。

ただ難点は修正がきかないことと、HPやSNSに上げた時に実物と若干違って見えることです;

例えば有名な漫画家さんの原画展に行くと、展示してある原稿の迫力ってすごいらしいですね。普段私たちが誌面やデジタルで読む時より、何倍も上手く(っていう表現が合ってるのか)見えるらしいです。

たしかに自分も手描きで描いたイラストをネット上に上げたら、なんか違うなぁと思うことがあります。

【漫画39】悲劇の始まり~国譲り第10章

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御雷神は大国主の二人の息子に国譲りについて訊ねます。

長男の事代主はあっさり承諾、しかしもう一人の息子の建御名方神は建御雷に自分と力比べをしろと言います。

建御名方が建御雷の腕を掴むと、建御雷の腕はつららや剣に変化し、今度は建御雷が建御名方の腕を掴むと、放り投げてしまいます。

これに恐れを抱いた建御名方は一目散に逃げますが、建御雷野国の州羽の海まで追い詰めて殺そうとします。

すると建御名方は「どうか殺さないでください。私はこの土地から一歩も出ません。大国主と事代主の言うことも聞きます。葦原中国天津神に譲ります」と言って降参しました。

 

3番目の神様までは話し合い重視で穏便だったのに、4番目の建御雷になって武力行使がすごいですね。

御雷はとても強い武神なので、それだけ天上も痺れを切らしていたのでしょうか…

【漫画38】悲劇の始まり~国譲り第9章

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地上を地の神から天の神に譲り渡す国譲り交渉の際、建御雷神は大国主大神から『自分より先に息子たちに聞いてほしい』と言われます。

そこで、建御雷神は出雲国の三穂之碕(みほのさき)で魚釣りをしていた事代主神コトシロヌシノカミ)の元へ訪ねます。

(事代主は大国主の長男にあたる神様です。)

事代主は「この国を譲りましょう」とあっさり快諾。

そして、船をひっくり返してその上に青柴垣(あおふしがき)を作り、その中に隠れてしまいます。

 

国譲り神話も記紀やその他の書物によって記述が違います。

古事記では魚や鳥の狩りをしていた事代主を別の使者が連れて帰って訊ねたり、日本書紀では「父は去るべきだ」とまで言って、最後は海の中にどぼんと隠れたり。

どちらにしても、事代主という神様は天津神に対してかなりビビっていたようですね…。

Twitter400フォロワー様記念絵

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Twitterのフォロワー様が400名になりました!

これまで繋がってくれた方、漫画やイラストを見てくれた方々に心からの感謝の気持ちを込めて。

今夜は七夕。まだ出逢っていない、遠くにいるクリエイターさんとのこれからの出逢いを願って…。

 

七夕絵にしようかとも思ったのですが、オリキャラ葛城くんが描きたい気分でした。この構図で。

でもキラキラ光ってる感じとか七夕っぽく仕上がった気がする…!!

 

そして漫画の次話、まだ何も手を付けてない…

明後日には上げたいので今から頑張ります!

【漫画37】悲劇の始まり~国譲り第8章

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高天原から派遣された建御雷神は稲佐の浜に降り立ち、大国主大神に「葦原中国は我らの御子が治めるべきだと天照大神は仰せだが、どう思うか」と訊ねます。

 

大国主は日本国を創った神とされていますが、天津神に国を譲るかどうかを自分の息子たちに託すことにします。

【漫画36】悲劇の始まり~国譲り第7章

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国譲りの交渉の際、高天原から4番目に地上へ派遣された神が建御雷神(タケミカヅチノカミ)。

出雲国の伊那佐之小浜(いなさのおはま・現 出雲市稲佐の浜)に降り立つと、(※)十掬の剣(とつかのつるぎ)を抜き、波の上に剣を逆さまに立てて、その切先にあぐらをかいて座り、大国主大神に国譲りの直談判をします。

「この国は我が御子が治めるべきであると天照大御神は仰せだが、どう思うか」と。

 

ちなみに建御雷鹿島神宮の主神として祀られており、鹿島神(かしまのかみ)とも呼ばれ雷神、剣の神とされています。

またこの後、大国主大神の息子 建御名方神タケミナカタノカミ)と対戦した際、タケミナカタの手を掴み放り投げたことから、相撲の祖神ともされています。

 

それにしても、当時地上には荒ぶる神々が跋扈していると云われていましたが、大国主が苦労して作り上げた国をいきなり譲れって言ったり(しかも10年以上しつこく交渉)、剣の先に座ってみたり、天津神の方がかなり荒ぶってる気がします;

 

(※)十掬の剣…拳10個分の長さの剣のこと。「十掬の剣」という名称の剣があるわけではなく、日本神話でよく登場する剣の総称。「十束剣」、「十握剣」など様々表記される。

今月のキョンシーたち

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長らく手を付けていませんでしたが、今月のキョンシーたちのご紹介。

上からあまてるさん、大国くんver.1、スサノオ、大国くんver.2

1体1体衣装を考えるのが楽しかったです。

まだまだキョンシー描きたい欲が止まらないので、来月もキョンシーを量産していこう。

漫画メインで描いてる合間にイラストを描くので、最近はなかなか時間が取れないけど、描きたい構図は決まってるので熱意で乗り切りたい…!