【漫画39】悲劇の始まり~国譲り第10章
長男の事代主はあっさり承諾、しかしもう一人の息子の建御名方神は建御雷神に自分と力比べをしろと言います。
建御名方が建御雷の腕を掴むと、建御雷の腕はつららや剣に変化し、今度は建御雷が建御名方の腕を掴むと、放り投げてしまいます。
これに恐れを抱いた建御名方は一目散に逃げますが、建御雷は科野国の州羽の海まで追い詰めて殺そうとします。
すると建御名方は「どうか殺さないでください。私はこの土地から一歩も出ません。大国主と事代主の言うことも聞きます。葦原中国を天津神に譲ります」と言って降参しました。
3番目の神様までは話し合い重視で穏便だったのに、4番目の建御雷になって武力行使がすごいですね。
建御雷はとても強い武神なので、それだけ天上も痺れを切らしていたのでしょうか…